研究会(2008-2009)

JSD研究会(全国区)(京都)&第6回経営SDワークショップのご案内

 

主催

システムダイナミックス学会日本支部研究会(全国区)(JSD)

同志社ビジネススクールシステムダイナミックスグループ(DBS−SDG)

協賛

NPO法人日本未来研究センター(JFRC)
運営責任者 :山口 薫(DBS,JSD)

幹事 :福島史郎(DBS-SDG、JSD)

運営委員  :小池昇司、栗本英和、西川太一(JSD)、中西 宜之、出口 恒、佐藤安弘、早崎道人(DBS-SDG)

プログラム委員長 :栗本英和(JSD)

プログラム委員 :山口 薫(DBS,JSD)、小池昇司(JSD)

 

 

本年も昨年と同様にJSDとDBS-SDGの共催で、システムダイナミックス学会日本支部研究会(全国区)及び同志社ビジネススクール・第6回経営システムダイナミックスワークショップを開催します。午前中のワークショップでは、システムダイナミックスのパワフルなツールであるVensim®の操作を一から説明いたします。また、企業会計モデルからマクロ経済モデルへの発展を皆様のコンピュータを使って体験していただきます。どうかパソコンをご持参の上、奮ってご参加をお願いします。

 

1.日時

2009年11月21日(土曜日)10:00~17:30

2.場所

同志社ビジネススクール(DBS) 寒梅館 KMB211教室

http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_access.html

京都市営地下鉄今出川駅下車、北改札を出てすぐです。 上記URLのキャンパスマップの「室町キャンパス」寒梅館にお越し下さい。寒梅館に向かって右側の「ビジネス研究科」の入り口から入り2Fに上がってください。

3.参加料 無料

4.参加者 どなたでもご参加いただけます。

5.参加申込方法 下記の要領で電子メールにてお申し込み下さい。

宛先: shiro_fukushima@omron.co.jp

タイトル(Subject): SD研究会参加申込

本文: ①お名前 ②ご所属 ③連絡用メールアドレス※

※原則24時間以内に確認メールを差し上げます。万一、届かないときはお手数ですが確認をお願いします。

 

6.当日の予定スケジュール

10:00~12:00 DBS経営システムダイナミックスワークショップ :

10:00~10:50 Vensim® 入門 (初級から中級へのステップアップ)

DBS-SDG 中西 宜之・佐藤 安弘

 

10:50~12:00 企業会計モデルからマクロ経済モデルへ ~金融危機の構造を探る~

同志社ビジネススクール 教授 山口 薫

 

<休憩>

 

  13:00~17:30 JSD 研究会

    第1部 13:00 – 15:00  司会  小池 昇司(各報告30分、質疑10分)

1. 企業の環境経営は、マクロレベルの持続可能性と整合するか?

-サステーナブル経営指数の開発とSDによるその構造分析-

同志社大学大学院 TIMコース 福島 史郎 ・ 同志社大学ビジネス研究科教授 山口 薫

 

再生産可能性(物的、社会的、エコロジカル的)の概念を駆使したマクロレベルの持続可能性と整合するミクロレベルの企業の持続可能性を検討し、15項目のサステーナブル経営指数を開発した。システムダイナミックスを用いて、こうした指数とマクロレベルの整合性を構造分析し、企業の果たすべき持続可能経営の意義、重要性を検証する。

 

2. 医師の需給バランスについて2.  「なぜ医師の不足が起ったか?」

同志社大学大学院 TIMコース 切東 美子

 

現在の医療の喫緊の問題は国民が本当に必要とする医療サービスの供給不足である。毎年医師数は増加しているにも関らずなぜ医師不足といわれているのか?本当に医師は不足しているのか?その現状を分析し、不足しているのはどのような医師であるかを明らかにする。あわせて供給についても考察する。さらにはそのような医師不足を起こす医師の進路選択に着目し、その要因をSDモデルを使って明らかにしていく。

 

3. Enterprise Architecture as StrategyをSDで読み解く

-百年アーキテクチャに向けたアプローチ-

株式会社オージス総研 ソリューション開発本部 明神 知

 

Ross他によるEnterprise Architecture as Strategyでは456社にのぼるIT先進企業の調査を踏まえて4ステップのアーキテクチャ成熟度を示した。4ステップを経てITと業務プロセスの最適化を図るアプローチについてSDによる構造モデルで読み解いてみる。

 

第2部 15:15 - 17:30  司会  栗本 英和(各報告30分、質疑10分)

1. SDによる個別企業の付加価値計算と社会会計

大阪国際大学(非常勤) 辻 稔郎

 

取引から貸借対照表、損益計算書を作成するプロセスを経て、付加価値計算を行い、また複数企業を想定し社会会計上の付加価値概念をSDアプローチにより示す。さらに産業連関表に擬似的な企業間取引表を示し、SD分析の可能性を探る。

 

2. 財務・非財務連結モデルを活用した経営改善事例

グループモデラート 小池 昇司

 

財務モデルは損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の3表から成り、それらは相互に関連している。一方経営戦略に基づいた重要経営課題が設定され、改善すべき業務プロセスが特定される。業務プロセス改善に関する非財務モデルと、その結果としての財務モデルを連連結したSDモデルを活用した経営改善事例を報告する。

 

3. 経営判断に関する情報の遅れが企業業績にいかに決定的な影響を与えるのか?

-システムダイナミックスによる企業経営のジェネリックモデル分析-

同志社大学大学院 TIMコース(一貫制) 佐藤 安弘

 

企業内に存在する様々な情報認知の遅れを含む企業経営のジェネリックモデル(製造業)を構築し、経営判断に関する情報認知の遅れが企業業績に与える影響を分析した。認知するべき情報そのものの特徴と情報伝達構造の特徴によって、認知遅れが企業業績に与える影響の度合いが大きく左右されることが判ったので報告する。

 

 

JSD研究会は会員以外の方にも自由に参加いただいています。
遠慮なくご参加下さい。

開催期日:2009年7月18日(土)
開催場所:学習院大学 南3号館 104室

 

JSD研究会(首都圏)の開催案内

プログラム
13:30~14:30 「JSD研究会首都圏の2008年度活動の総括報告」
渡部淳一(法務省)
14:30~15:30 「百年に一度の経済危機を克服する持続可能なマネジメ
ント-JSDカンファレンス2009at名古屋」
栗本英和(名古屋大学)
15:30~16:30 「高速道路料金に関するSD政策研究の展開」
小林秀徳(中央大学)

なお、研究会が終了後に、JSD総会を開催します。
16:30~17:00 2009年度 第1回 JSD総会
2008年度事業報告
2009年度事業計画

以上

 

 

JSD研究会(首都圏) 開催案内

 

2008年11月25日(火)開催のJSD研究会(首都圏)について、ご案内申し上げます。

 

1.第5回JSD研究会(首都圏)

日時:11月25日(火)19:30~21:00

場所:中央大学駿河台記念館 500教室(※)

テーマ:SDと刑事司法 講師:渡部淳一

内容:刑事司法に関する多数の要素をSDを用いて分析し,政策の目的と結果のずれ

を検証する。

 

※会場案内

中央大学駿河台記念館

住所:東京都千代田区神田駿河台3-11-5

電話:03-3292-3111

JR 御茶ノ水駅下車、徒歩3分

丸ノ内線 御茶ノ水駅下車、徒歩6分

千代田線 新御茶ノ水駅下車(B1出口)徒歩3分

都営新宿線 小川町駅下車(B5出口)徒歩5分

以上

 

JSD研究会(全国区)(京都)&第5回経営SDワークショップ開催案内

 

DBS-SDGと共催で、掲題研究会/ワークショップを開催いたします。奮ってご参加下さい。SDと合わせて深まり行く京都の秋をご堪能下さい。

 

日時:11月22日(土) 10:00~17:30

場所:同志社ビジネススクール KMB213教室 http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_access.html

次第:

10:00~12:00 DBS経営システムダイナミックスワークショップ :

1.Vensim入門  早崎 道人

2.8基本型からのSDモデル導出について 福島 史郎

3.SDによるマクロ経済モデルの紹介 山口 薫

13:00~17:30 JSD 研究会

第1部 13:00 – 15:00  司会  小池 昇司

1.日本のものづくりは本当に強いのか?~因果ループ図による検証~ 福島 史郎

2.MIT スローン・スクール「ビジネス・ダイナミクス」受講報告 明神 知

3.医療の人的資源 (医師の需給バランス)  切東 美子

 

第2部 15:15 - 17:30  司会  栗本 英和

1.グループでのSDモデル構築プロセスの開発

:Development of Collaborative Model Building Process  小池 昇司

2.SDとMASによるコラボ型世界モデル 池田 誠

3.Vensim PLE を用いた Web based GDSS 辻 稔郎

 

参加申込/問い合わせ先 ebh1003@mail3.doshisha.ac.jp (福島 史郎)

 

 

 JSD研究会(首都圏) 開催案内 

 

JSD研究会(首都圏)より10月の研究会スケジュールについてご案内申し上げます。

年間予定はこちらをご参照ください。

皆様のご参加をお待ちしております。

 

1.第1回JSD研究会(首都圏)

日時:2008年10月7日(火)19:30~21:00

場所:中央大学駿河台記念館 500教室(※)

テーマ:モデリングとシミュレーション 講師:小林秀徳

内容:大学学部における講義ノートを中心に指数遅れを例としてSDの日常への導入を議論する。

 

2.第2回JSD研究会(首都圏)

日時:10月14日(火)19:30~21:00

場所:同上

テーマ:経済学とSD 講師:小林秀徳

内容:大学院における講義ノートを中心にテーブル関数を例としてSDのマクロ経済分析への導入を議論する。

 

3.第3回JSD研究会(首都圏)

日時:10月21日(火)19:30~21:00

場所:同上

テーマ:システムダイナミックスとシステムズシンキング 講師:小林秀徳

内容:SD50年を総括し挑戦すべきいくつかのテーマについて議論する。

 

4.第4回JSD研究会(首都圏)

日時:10月28日(火)19:30~21:00

場所:同上

講師:松本安生(神奈川大学人間科学部)

テーマ:温暖化に対する人々のリスク認知と環境教育の効果

 

※会場案内

中央大学駿河台記念館

住所:東京都千代田区神田駿河台3-11-5

電話:03-3292-3111

JR 御茶ノ水駅下車、徒歩3分

丸ノ内線 御茶ノ水駅下車、徒歩6分

千代田線 新御茶ノ水駅下車(B1出口)徒歩3分

都営新宿線 小川町駅下車(B5出口)徒歩5分

 

 

 JSD研究会(首都圏) 開催案内 

JSD研究会(首都圏)では、これまで本格的にSDを学習する機会のなかった初心者から、さらにSDの知識を深めたい経験者までを対象として、定期的な研究会を開催してまいります(→年間予定)。

第1回は特別講演です。以下の通り開催いたしますので、皆様、奮ってご参加ください。

第1回 JSD研究会(首都圏)

日時:2008年9月6日(土)13:00~15:00

場所:千代田区丸の内2-4-1丸の内ビル10階 1004区 一橋大学丸の内産学連携センター

次第:

1.発会挨拶:渡部淳一

2.記念講演:小林秀徳『政策科学,社会教育とSD』

(要旨)1970年代よりアメリカにおいて展開されてきた政策科学について議論し、日本の法律である社会教育法を見直すことによって、啓蒙市民による新しい展望が開かれる可能性の存ることを示す。同時に、その志向においてシステムダイナミックスがはたすべき重要な役割の在ることを論じる。

3.各種懇談:ビール・ゲームの実践

(主旨)みんなでビールでも飲みながらシステムダイナミックスについて語り合いましょう。