JSD講演会「SDモデリングの悩みとそれに対する処方箋」開催のご案内

JSD講演会 「SDモデリングの悩みとそれに対する処方箋」

本講演会では「SD普及に関する悩み」「利用に関する悩み」と、それに対応するための方法や考え方を取り上げます。SD初心者の方にもすでにご利用の方にもお楽しみいただける内容です。JSD会員はもとより、会員以外の皆様の聴講も歓迎します(無料)。ぜひ、ご同僚やお仲間にもお声がけいただきご参加ください。途中入退場も自由です。

日時:2016年8月25日(木)17時開会(19時終了予定)
会場:専修大学 神田校舎 5号館541教室
(最寄駅は東京メトロ神保町駅です。JR水道橋駅寄りの新しいビルです。)
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access.html#kanda
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/campus.html#map_kanda
講演者:高橋 裕(専修大学商学部教授・System Dynamics Society理事・JSD副会長)
http://www.isc.senshu-u.ac.jp/~thc0577/
主催:システムダイナミックス学会日本支部(JSD)

第1部 キム・ウォレン「SDをメインストリームに」(高橋 裕 訳・語り)
(質疑応答を含んで約30分)
デルフトで行われました2016年SD国際会議のPlenary Sessionで披露された、元会長で現役のコンサルタントであるKim Warren氏のプレゼンテーションを日本語で再現します。
なぜSDを使うべきなのか、使えばどれほど仕事がはかどるのかを分かりやすく説明するものです。小噺風な、親しみやすい構成です。
SD導入や習得の開始に躊躇する方の背中を押す、あるいは同僚への働き掛けをするときの切り口の提示を含んでいます。

第2部 高橋 裕「SDの重要要素:Common body of knowledge in SD」
質疑応答を含んで約90分)
最近の国際SD学会では、「SDをSDたらしめる重要な要素は何か」、「それらはどう利用されるのか」を議論することが増えています。
これは、SDモデルとしてきちんと作られていないモデルを利用したせいで、インサイトが得られなかったり、誤った結論を得てしまったりして、その結果SDの評価が下がってしまう場合があるという認識があるためです。
英語圏では包括的な書籍が何冊かあり、SDの重要要素を網羅している情報源がありますが、日本では必ずしもそうとは得いません。
この講演ではSDをSDたらしめる要素について、詳細に解説します。

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