持続可能な都市開発のモデル分析に関するシンポジュウムのご案内

 

ウイーン工科大学・交通研究所・交通計画・交通工学研究センターのGünter Emberger教授を迎えして、持続可能な都市開発のモデル分析に関するシンポジュウムを開催します。シンポジュウムでは、先生を中心に開発されたMARS(Metropolitan Activity Relocation Simulator)注)を紹介して頂くとともに、日本とタイの研究者から持続可能な都市開発あるいは低炭素都市開発に関連するアクセシビリティーの研究やシステム・ダイナミックスを用いた分析の動向を紹介して頂き、持続可能な都市開発の分析の方向性に関して討議を行います。

 

日時:9月19日(金) 13:00~17:30

場所:日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館2階121会議室及び3階134教室

http://www.cst.nihon-u.ac.jp/information/surugadai.html

言語:英語

主催:日本大学大学院理工学研究科交通研究センター、日本環境共生学会、システム・ダイナミックス学会日本支部

共催:2014年度第2回EASTS-Japan共催セミナー、2014年度第6回(通算99回)土木計画学国際セミナー

申込(連絡先):9月17日(水)までに氏名、所属をご連絡ください。

日本大学理工学部交通システム工学科 石坂哲宏 office@j-s-d.jp

 

プログラム 会場:121教室

13:00-13:05  開会の挨拶 日本大学理工学部教授・システム・ダイナミックス学会日本支部事務局長 福田 敦

13:05-14:35  特別講演    「Outline of Metropolitan Activity Relocation Simulator and its application」

ウイーン工科大学交通研究所教授 Günter Emberger

14:35-16:45 休憩

14:45-15:10  講演            「マイクロシミュレーションモデルを用いた世帯立地のダイナミックスと都市政策評価」

名城大学理工学部准教授 鈴木 温

15:10-15:35  講演            「人口減少下にある都市の持続可能性に関する実証分析:札幌・帯広都市圏のケース」

室蘭工業大学大学院工学研究科准教授 有村 幹治

(教室移動 同館3階134教室)

15:45-16:10  講演            「Change of Land Use in Bangkok due to Accessibility Improvement」

カセサート大学工学部准教授 Varameth Vichiensan

16:10-16:25  講演            「我が国の都市分析におけるシステムダイナミックスモデルの系譜」

日本大学理工学部助教 石坂 哲宏

16:25-16:30 休憩

 

16:30-17:20  パネルディスカッション

【コーディネーター】

名古屋大学工学部教授・日本環境共生学会会長 林 良嗣

【パネラー】

ウイーン工科大学交通研究所教授 Günter Emberger

カセサート大学工学部准教授 Varameth Vichiensan

名城大学理工学部准教授 鈴木 温

室蘭工業大学大学院工学研究科准教授 有村 幹治

17:20-17:30  閉会の挨拶   専修大学商学部教授・システム・ダイナミックス学会日本支部会長 内野 明

注)システム・ダイナミックスを用いて開発された動学的土地利用・交通モデル、ヨーロッパをはじめとする多くの都市において土地利用計画・交通計画の戦略的分析に適用されている。これまで以下の都市で適用された;イギリスのエジンバラ、リーズ、ゲーツヘッド、オーストリアのウイーン、ザルツブルグ、アイゼンシュタット、ノルウェーのオスロ、トロンハイム、フィンランドのヘルシンキ、スウェーデンのストックホルム、スペインのマドリード、ブラジルのポートアレグロ、米国のワシントンDCベトナムのホーチミン、タイのウボンラチャタニ、チェンマイ。

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